プラセンタ療法

プラセンタとは?

プラセンタとは「胎盤(たいばん)」のことです。胎盤は、妊娠中に胎児と母体をつなぐ橋渡しをしている臓器で、お産の時に胎児ととも娩出されます。臍の緒はお守りとして、胎盤は医薬品・化粧品の原料として昔から再利用されてきました。この胎盤から各種の有効成分を抽出して作られたのがプラセンタ製剤で、これを用いて美容や体質改善などを行うことをプラセンタ療法と言います。

プラセンタの種類

プラセンタ製剤には、注射薬とサプリメント・日焼止めクリーム・石鹸・ローション(美容液)があります。当院では、プラセンタは、すべて日本生物製剤社の製品です。

種類 分類 由来 名前 料金(内税) 標準的使用量
注射薬 医薬品 ヒトの胎盤 ラエンネック 1本(2ml) 2,100円 1週間に1〜3本
カプセル サプリメント ブタの胎盤 JBPポーサイン100 100錠 15,000円 1日3〜6カプセル
日焼け止め
クリーム
化粧品 GHC
UVプロテクター
1瓶(40ml) 5,250円 1日2〜3回
石鹸 GHC
ブライトニングソープ
1個(100g) 3,150円 1日1〜2回
ローション
化粧品
GHC
ローション
1本(100ml) 5,250円 1日2回

プラセンタの効果

プラセンタ注射には、肝機能の改善のほか、更年期障害や乳汁分泌不全の改善が期待できます。その他の作用として、肌をきれいにしたり、体調を良くしたりする働きがあるようです。私も、最初は半信半疑でしたが、患者さんの熱心な勧めからプラセンタ療法に目覚めた医師の一人となりました。現代医学では、エビデンス(医学的根拠となる客観的なデータ)を重視しますが、肌がきれいになるかどうかは見た目明らかで、使用者の満足度の大きさこそが大切と考えました。

問題点

プラセンタは、アミノ酸やビタミン・ミネラルなどを主成分としていますが、生物由来の製剤であることから、病原微生物の混入を100%排除することができません。 もちろん、エイズやB・C型肝炎ウイルスなどは抽出過程で除去されていますから、これらに感染することはありませんが、未知の病原体を完全には排除できないということです。
したがって、注射薬の使用に際しては、こうした製剤の問題点を十分に理解し、納得された方のみにプラセンタ注射を行っています。希望される方は、お手数ですが初診の際に、「承諾書」に署名していただいていますので、よろしくご理解ください。
なお、サプリメント・化粧品(日焼止めクリーム・石鹸・化粧水)には、こうした制限はなく、誰でも安心して購入することができます。

診察とサプリメント・化粧品の販売

プラセンタ注射は、初回に医師の説明と簡単な診察がありますが、以後は受付で「今日は注射だけ」と言っていただければ、診察なし・注射だけで帰宅可能です。
サプリメント・化粧品は、受付で販売していますので、遠慮なく申し出てください。